中国経済

10月の中国経済指標まとめ

11/16に中国の主要経済指標が発表されました。概ねどの指標も前月から上昇率が拡大or好調を維持しており、ポジティブに評価しています。引き続き小売売上高の動向が注目です。

鉱工業生産

鉱工業生産は前年比+6.9%と市場予想(+6.7%)を上回る結果でした。

出典:国家統計局

中国は国内経済が回復している上、海外の景気回復もあって生産はとても好調です。既にコロナ前と同じくらいの伸び率まで回復しています。

中国は他国と違い新型コロナ感染者がほとんどいないので、安定して生産が行えることから他の国の分まで需要が集まっているとも言われています。

固定資産投資

固定資産投資は+1.8%となりました。

出典:国家統計局

この数字は1-10月累計の前年比の数字ですから、コロナの落ち込みがあっても総額で前年よりも投資しているということです。これは、けっこう驚異的ですよね。

中国は現在「双循環」というスローガンを掲げています。外需と内需を好循環させて経済成長を促すという意味らしいですが、言葉だけみると当たり前のことですよね。

これは、中国はこれまで輸出に頼った経済でしたので、これからは内需に力を入れていくという風に解釈されています。

これまでも内需に力を入れていこうという話はでていましたが、米中対立でファーウェイの禁輸措置が発動され高性能半導体が使えなくなるなど、中国は外国製品に頼ることのリスクを強く意識しています。

つまり、国内の生産能力を高める方向に舵を切っているということです。従って投資はこの先も伸びる可能性が高いと見ています。

小売売上高

小売売上高は+4.3%でした。

出典:国家統計局

生産と比べて個人消費がやや弱めなのは、飲食店や娯楽施設への自粛や入場制限が継続していることが原因だと考えられます。

この前もニュースになっていましたが、独身の日のセールは非常に好調で、特にネット販売可能なモノの消費は好調です。

また、海外旅行ができないので富裕層の消費が国内に向かっているとの話もあります。

生産はかなり回復している上、11月以降は海外でのロックダウンも始まったため、ここから伸びしろがあるかどうかは不透明な状況です。

ですので、今後中国経済が一段と成長するには消費がさらに戻ってくるかどうかがカギになると思っています。

中国はコロナの感染が抑えられており、アフターコロナの経済がどのように推移するか他の国を見る上でも参考になるので引き続き注目です。

まとめ

・中国経済は好調

・特に生産が強い。個人消費は弱めだけど順調に伸びてる

・生産は海外のコロナ感染で伸びしろが少ないかも?

・今後は個人消費がさらに伸びるかがカギ

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